佐藤勝利「“幽霊萌え”ならぬ、幽霊彼氏ならではの切ない胸キュンポイントを楽しんでください」「WOWOWオリジナルドラマ　青野くんに触りたいから死にたい」インタビュー : LINE マンガ公式ブログ

「月刊アフタヌーン」にて連載中の大人気マンガ『青野くんに触りたいから死にたい』。
幽霊になった彼氏と女子高生が紡ぐ、話題沸騰のホラーラブストーリーが待望の実写ドラマ化。
2022年3月18日（金）よりついに放送を開始します。

君に触れるなら、死んでもいいよ。これがわたしの愛なんだ。

アフタヌーン公式サイト「モアイ」掲載の第１話が３０万ＰＶ突破！

青野くんと天然女子高生・優里ちゃん。
ごく普通のお付き合いをしていたふたりだが、ある日突然、青野くんが「いなくなって」しまう……。

絶対に結ばれないし、触れ合えないふたりの、でたらめで切実すぎるラブストーリー。

今回は、本作で青野龍平役を演じる佐藤勝利さんにインタビューを実施！ ぜひご覧ください。

――最初に、原作を初めて読んだ時の感想を教えてください。

「こんなに怖いんだ！」と思いました。ページをめくっていくごとに、表紙のイラストからは想像できないような怖いシーンも出てきたりして……。ホラー要素もすごく大事な作品だと思ったので、映像になった時にどうすれば皆さんに怖がってもらえるのか、意識しながら読みました。

――青野くんへの第一印象はいかがでしたか？

自分と似ていると思いました。僕は幽霊ではないですが……（笑）。ただ、幽霊になってからの青野のことを知ることができても、原作でも最初の数ページで死んでしまうので、「生きている時の青野はどういう人間だったんだろう？」と悩みました。

――演じる上でこだわったところを教えてください。

黒青野（青野の別人格）の正体など、原作でもまだ明かされていない部分は自分で勝手に決めつけないようにしました。電子書籍で『青野くん』を読んでいたので、撮影中も迷ったらいつも携帯を取り出して読んでいましたね。原作から感じる空気をそのまま表現出来るように演じましたが、それでも悩む部分は椎名先生の頭のなかにあるイメージを教えていただきました。そういった部分が皆さんにうまく伝わるといいなと思います。

――青野くんと黒青野くんの演じ分けは難しかったですか？

黒青野は目の焦点を合わせないようにしたり、瞬きをやめたり、息もあがらないようにして、“生”を感じさせないように演じました。青野も幽霊ですが、ぬくもりを感じてもらえるように演じたいと思っていたので、そういったところで違いを出しました。

――青野くんの恋人・優里ちゃんについてはどう思いますか？

すごく可愛いなと思います。僕が困っている人が気になってしまうという性格というのもありますが、優里ちゃんは放っとかせてくれない女の子ですよね。「そんなに真っ直ぐにいろいろなことにぶつかっていったら、そりゃあ痛いよ」って、思わず声をかけてあげたくなります。

――そんな優里ちゃんとの印象的なシーンを教えてください。

倒れそうになった優里ちゃんを青野が助けようとするシーンがあるんですが、青野は優里ちゃんに触れられないから、そのまま倒れてしまうんです。一番近くにいるのは自分なのに、実際は誰よりも優里ちゃんとの距離が遠いことに気づく青野が、すごく切ないですよね。

――改めて、本作の魅力はどこにあると思いますか？

恋のドキドキとホラーのドキドキ、両方で揺さぶってくるジェットコースターみたいな作品だと思います。謎が多くて、掴みどころがないところも本作の魅力だと思うので、1話でやめないでぜひ最後まで見てほしいです！

――大人気マンガが原作の本作にちなんで、マンガについてのお話も伺わせてください。マンガはよく読まれますか？

バラエティ番組でマンガ好きな芸人さんが面白そうな作品を紹介していると、つい読みたくなりますね。でも一気に集中して読みたいタイプなので、続きがないと待てなくなっちゃいます（笑）。『青野くん』もまだ完結していない作品なので、早く続きが読みたいです。

――ぜひ「LINEマンガ」でもいろいろな作品を楽しんでください！　最後に、「LINEマンガ」をご覧の皆様へメッセージをお願いします。

初めてラブストーリーに挑戦したので、キュンキュンするシーンに注目してほしいです。普通の高校生であれば手を繋いでデートをしたり、ハグやキスをするところも、触れ合えない2人は鏡越しにデートをして、お互いの指を使ってキスをしたり、枕を使ってハグをしたり……。 “幽霊萌え”というかはわからないですが（笑）、幽霊彼氏ならではの切ない胸キュンポイントをぜひお楽しみください。