マンガ大好きっこのみなさま、こんにちは。LINEマンガ担当 マルコ です。

今日は、LINEマンガ連載作家、Pericoさんにインタビューしました。

連載に至った経緯や、インディーズでいいねをたくさんもらうコツ、などなどが明らかに!?描きおろしイラストも!! 


インディーズから連載作家へ!Pericoさんてどんな方!?

Pericoさんは、現在、LINEマンガで、「 左廻しのオデット 」を週刊連載中(毎週金曜更新)です。美麗な世界に悶絶する読者さん続出!

perico

そんなPericoさんですが、連載のきっかけはLINEマンガ編集部への持ち込みでした。その後、インディーズ投稿でも人気を博し、連載に至ります。


──Pericoさん、自己紹介をお願いします!

Pixivやマンガアプリのインディーズなどでマンガを描いたり投稿したりしてた(元)会社員です。昔少女誌で少女マンガも描いていました。



LINEマンガインディーズについて


──マンガを描きはじめたのはいつからですか?

お絵かき自体は小さい頃から好きでよくやっていましたが、つけペンを使って本格的に描き始めたのは12歳くらいだったと思います。渡瀬悠宇さんの「ふしぎ遊戯」に衝撃を受けて、私もこんなの描いてみたい!と思ったのがきっかけです。



──その後のマンガ制作歴を教えてください。

10代の頃から(オリジナルの)投稿作を描くより、ひたすら同人誌を作っていました。BLではなくNL(ノーマルラブ)が多かったです。NLでパラレルな同人誌を作っているうちに「いやこれ、オリジナルでやれよ…」と思ってそこから投稿を始めました。



──LINEマンガインディーズへ投稿したきっかけを教えてください。

イ ンディーズへの投稿よりも先にLINEマンガ編集部への持ち込み(※)をしていて、その流れで編集担当さんに投稿を薦められたんですが、それはスルーして しばらく他の作家さんの作品を眺めながら様子見していました(笑)どういう投稿の仕方をしたら一番読んで貰えるのかって分からなくて。結局序盤は毎日更新 して、読者さんがついたらスピードをゆるめる方向で投稿を始めました。4月下旬くらいだと思います。

※LINEマンガ編集部は、作品の持ち込み募集中です!
作品持ち込みについてはこちら>

◆Pericoさんのインディーズ投稿作品





──インディーズで「いいね」をたくさんもらうコツ、があったら教えてください。

反応がなくてもめげずに沢山更新することですかね!わたしも最初は全然反応なかったですよ。


──LINEマンガインディーズのいいところ、ありますか・・・?

コメントの検閲がちゃんとされてる所、(最近実装された)アクセス解析が細かい所、編集部の人がちゃんと見てる所、Twitterなどで宣伝してくれること!

◆LINEマンガインディーズのアクセス解析

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※この画面はイメージです。

投稿した自分の作品のPVやいいね数などをグラフで見られる「アクセス解析」機能です。
PV(作品の閲覧回数)、いいね数、コメント数、新規読者登録数を見ることができます。



──LINEマンガインディーズ内で、注目の作品・作家さんを教えてください。

きりつきさんの「キャノ鳥!」が好きです。前は「地獄のデザイナー」ってタイトルだったのですが自分もその界隈で働いていたことがあったので「あるある…」って思いながらキャノさんかっこよすぎて禿げます。
◆Pericoさんの注目作品

「キャノ鳥!」 作家:きりつき さん
ドSな天才デザイナーに、新人編集少女が振り回されるお仕事系ラブコメです。

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──これからLINEマンガインディーズに参加しようとしている作家さんに一言お願いします!

マ ンガをWebに上げること、特に気軽に楽しむアプリのような場所で公開して評価が可視化されるというのは投稿者にとって凄く怖いことだと思います。全然ダ メな時ももちろんあるし。けどこれから先はそのスタイルがスタンダードな時代になると思うので新しいことには若いうちにどんどんチャレンジして慣らした方 が良いと思います。




マンガ制作について


──現在、どういう道具を使って描いていますか?

ソフトはセルシスのコミックスタジオとCLIP STUDIOです。液晶タブレットを使って描いています。


──仕事場を少しだけ見せてください!

乱雑にしているのであんまりお見せしたくないのですが小さい画像で良ければどうぞ!!!

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──マンガ制作時に欠かせないものはありますか?

担当さんの催促と進捗伺いのメールですかね…。締め切りがないと永遠にツムツムしています。


──影響を受けた漫画、好きな漫画を教えてください。

ルーツがばれるのであんまり口にしないようにしています(笑) けどさきほど挙げた「ふしぎ遊戯」には間違いなく影響を受けたと思います。


──マンガ創作の過程で一番楽しいところと、難しいところは?

時間があればどんな作業も楽しいです。けど時間がない時はどんな作業もひたすら苦しいです。
なので本当にかつかつの進行はなるべくしないようにしています。そこは采配というか、手伝ってくれる方へのフォローと日々の努力なので、マンガのストーリーを考えるのとは別の難しさがあります。






LINEマンガでの週刊連載について


──連載することになった経緯は、編集部への持ち込みでしたが、持ち込みのきっかけはなんでしょうか?

すごくお話ししづらいんですが、他社マンガアプリで担当さんがついていたんですがネームを送っても送っても返事がなく(笑。勿体無いなーと思って同じ系統のマンガアプリに持ち込みしてみようと思ったのがきっかけです。

マンガアプリのなかでも、LINEマンガを選んだ理由は、読者数が多かったことと読者層が広かったことです。雑誌で漫画を描く時は、「●●〔雑誌名〕っぽいの」を求められますが、LINEマンガは当時まだ「LINEマンガっぽい」というほどオリジナル作品がなかったので、これからいろいろなテーマに挑戦させてくれる場所だと思ったんです。


──持ち込みのときのエピソードと、持ち込みして良かった点を教えてください。

持ち込みの予約メールをしたら15分くらいで(現担当さんから)返事が来て、それまで2、3週間放置が当たり前だったので、LINEは大手企業なことにあぐらをかいてないな~って好印象でした。

持ち込んだネームはオデットのプロトタイプのものでしたが、今思うととてもお粗末な出来でした。直したら良くなるものとそうでないものの判断って難しいと思うんですが、よくその時「直しましょう」と言ってくれたなーと思います。感謝しかありません。


──今、LINEマンガで週刊連載中ですが、どういう生活をしていますか?
 
大 体朝遅めに起きて、家事をして、午後くらいから作画を始めて、夕方はジム行ったり、夜また作業したりで毎週大体16Pを仕上げています。大変でしょって聞 かれますが今のところそんなに辛くはなく楽しいです。むしろ昼間他の仕事してた頃のが大変で、マンガ描きたさに夜更かししてミスして怒られてる時、自己嫌悪でやばかったのでそれに比べたら今は天国です(笑)

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──LINEマンガで連載することになり、周囲からの反響・反応はありましたか?

他社アプリを含めインディーズの読者さんが皆さん祝福してくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。Twitterでオデットのラテアートを描いて下さった読者さんがリプライくれた時は震えました。


Pericoさんが震えたオデットのラテアートとは・・・!

BELCORNO@LatteArt さんの ラテアートツイートはこちら!!>



──連載中の「左廻しのオデット」ではどんなテーマを描きたいですか?

テーマはオデットに限らずですが、人と人とが関わって未来が変わっていく読んで前向きになれるマンガを目指しています。




読者のみなさまに、最後にひと言!

──Pericoさん、連載でお忙しいなか、インタビューありがとうございました。(ツムツムをやる時間が減ってしまってスミマセン・・・笑) 最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。


どたばた連載が始まったのでいまだに日々右往左往していますがイレギュラーさを楽しみながら描きたいと思います(^0^)これからもどうぞ応援お願いします。



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くっ・・・オデットかわいすぎる・・・!!(●´ω`●)
ステキな
描き下ろしイラストもありがとうございましたーーー!!



みなさま、「左廻しのオデット」、毎週お楽しみに・・・・!



そして、LINEマンガインディーズは、作品投稿受付中です。編集部への持ち込みもお待ちしております! 次に連載作家になるのはあなたかもしれません!!