『舟を編む』の石井裕也監督による最新作『町田くんの世界』が、本日6月7日より全国公開!
原作は第20回手塚治虫文化賞で新生賞を受賞した安藤ゆき先生による作品。
従来の少女マンガとは一味違う主人公像が好評を博した話題作の映画化です!

勉強も運動も苦手、見た目も普通な町田くん。でも“すべての人を分け隔てなく愛する”才能がズバ抜けていました。
ある日、授業中にケガをして保健室に向かった町田くんは、そこで授業をサボっていたクラスメイトの猪原さんと出会います。
“人が大嫌い”と言い放つ猪原さんと交流していくうちに、生まれて初めての“分からない感情”を抱く町田くん──。
やがて周囲の人々を巻き込んで、驚きのドラマが動き始める!

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本作の公開を記念して、石井裕也監督と、町田くんの同級生で学校一の人気者・氷室雄を演じた岩田剛典さんにインタビューをさせていただきました!
主演二人に新人を抜擢した理由や、本作のみどころに迫ります!

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──公開前からSNS等でも話題を呼んでいますが、石井監督がマンガ『町田くんの世界』を最新作の題材に選ばれた理由をお聞かせください。
石井:プロデューサーからの提案でした。原作を読んだとき、作中で時間をかけて描かれている「人を好きになるって何だろう?」という問いかけが、我々にとって重要なテーマだと感じたんです。
そういうのって、大人になるにつれてだんだん考えなくなると思うんですけど、「好き」という感情は年齢関係なく、全ての人が考え続けるべきテーマなんじゃないかなと感じて、ぜひやりたいと思いました。

──約1,000人のオーディションから抜擢された新人・細田佳央太さんについて、「一人だけ異彩を放っていた」というコメントを拝見しました。細田さんを主人公にキャスティングされた決め手を教えてください。
石井:実は、オーディションは芝居以外のことが参考になったりもします。細田くんは待ち時間中、ずーっと頭を抱えていました。
新人なので演技のことはおろか、自分が置かれている状況さえよく分かっていない。かなり悩んでいたと思うんですけど、そういう姿にほだされたというか、素敵だなと感じましたね。
何色にも染まっていないまっさらな少年に、実力と経験を兼ね備えた俳優たちが襲い掛かると何が生まれるのか――。そんな化学反応に期待しました。

────岩田さんから見た細田さんの印象はいかがでしたか? 
岩田:僕が撮影現場に入ったときは、すでに“町田くん”としてそこにいたという感じで、細田くんの影はあまりなかったように思います。楽屋でもずっと集中していましたね。
演技経験がほとんどない中で、いきなり主演を張るというプレッシャーは想像を絶しますし、普通だったら抱えきれない重さだと思います。でも細田くんからは「よし、やってやるぞ!」という気迫を感じました。たぶん負けず嫌いなんでしょうね。

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──誰に対しても平等に優しかった町田くんが、生まれて初めて抱いた“分からない感情”によって徐々に変化していく様子や表情がとても印象的でした。現場ではどのように演技指導されたのでしょうか?
石井:演技の指導というよりも、「僕がフルパワーを出すよう指示を出したら必ずフルパワーで返す」という練習を数回行いました。
僕が細田くんと(猪原役の)関水(渚)さんに求めたことは、とにかく一生懸命やることと、萎縮せず本気を出すこと。新人の一番の魅力は一生懸命さにこそあると思うんです。芝居が上手いとか下手とか、そういうものを超えたひたむきな姿が見る人の心を打つと思うので、全期待をそこに寄せました。

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──新人の二人が全力で作品にぶつかっている姿と、町田くんのまっすぐさはどこか重なる部分があり、胸を打たれました。対して脇を固める俳優陣がとても豪華ですが、岩田さんを氷室役に起用された理由をお聞かせください。
石井:岩田くんとは以前、短編映画でご一緒したときから、どうにかして長編映画をやりたいと思っていました。その機会をずっと探っていたんですが、「“学園一の人気者”という氷室を岩田剛典が演じたら、ものすごくキャラクターを複雑化できるのではないか」と思ったんです。ありきたりな人気者キャラではなく、もっと人間くさく演じてくれるのではないかという期待を込めてお声掛けしました。

岩田:ありがとうございます。僕もいつか石井さんと長編でご一緒したいと思っていたので、オファーいただいたときは嬉しくて、二つ返事で「やりたいです!」とお答えしました。出演できるんだったら何が何でも出たいという感じでしたね(笑)。

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──深く考えさせられるシーンはもちろん、コミカルなシーンもたくさんあり、思わず笑ってしまいました。お二人にとって印象的なシーンがあれば教えてください。
岩田:僕は町田くんと池松くん演じる吉高の掛け合いが面白くて笑ってしまいました。「なんなんだこの会話は」って(笑)。自分が出ているシーン以外はどうなっているのか想像もつかなかったので、純粋に楽しめました!

石井:けっこう言われるんです。「笑えますよね」って。
今パッと浮かんだのは、前田敦子さん演じる栄と町田くんのシーン。町田くんに「栄さんは、人が好き?」と聞かれて、「何だその質問。宗教でも開くつもりか」って返すんですけど、そのセリフがすごく好きなんですよ。普通「宗教でも開くつもりか」なんて返さないじゃないですか(笑)。僕の心を捉えて放さないセリフですね。

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──ラストまで先が読めない展開でとてもワクワクしました。岩田さんは完成した映画をご覧になって、どのようなメッセージを受け取りましたか?
岩田:現代社会で頑張る人たちが癒やされる映画だなと思いました。自分が演じた氷室含め、それぞれのキャラクターが抱える悩みや葛藤がリアルなんですよね。受け取り方は人それぞれ違うかもしれませんが、背中を押してくれるようなメッセージが込められている作品だと思います。大人が共感できる映画なのではないでしょうか。

──ありがとうございました! 

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全人類を家族のように思う町田くんの世界は、猪原さんとの出会いによってどう変わっていくのか──。
超豪華な俳優の皆さんが脚本を読んだ際に「面白い!」と大絶賛した話題作『町田くんの世界』は6月7日(金)全国ロードショーです。
予測不可能な衝撃のラストは必見!ぜひ劇場でご覧ください。


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映画をさらにお楽しみください!

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