東元俊哉による人気ミステリー漫画『テセウスの船』の実写ドラマが、2020年1月19日（日）よりTBS系「日曜劇場」枠にて放送されます。

平成元年に起こった連続毒殺事件。犯人として逮捕された父と、その家族として辛い人生を送った母。しかし、事件直前にタイムスリップした主人公が出会ったのは、笑顔と愛にあふれた明るい両親の姿……。主人公は父の無実を信じて立ち上がり、過去を変えることに挑む！時代を超えた“父と子の絆”は奇跡を起こせるのか？31年の時を超えて明かされる、驚愕の真相とは？

今回は、本作で主人公・田村心（たむら・しん）を演じる竹内涼真さんにインタビューをさせていただきました！ぜひご覧ください！

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――原作を読んだ印象はいかがでしたか？
ミステリーではありますが、それ以上に家族の物語を描いている作品だと感じました。主人公の田村心は、突然タイムスリップをして過去に飛んでしまうんですが、戸惑いながらも、その運命に懸命に立ち向かっていく姿が魅力的だなと思いましたね。

――田村心は、犯罪者の父親を持ち、身を隠すように生きてきたという、複雑な心情を抱えた役柄ですね。
心は父親を憎んでいて、辛い気持ちを抱えたまま過ごしてきました。でも、タイムスリップをして、事件を起こす前の父親に会ったことで、もしかしたら父親が犯人ではないかもしれない、と思い始めます。

心はきっと、タイムスリップをする前は、父親に会ったら殴ってやろう！ぐらいの気持ちを抱いていたと思うんです。だってずっと憎んでいたわけですから。でも、いざ父親を前にしたら、それが全部吹き飛んでしまうんです。それはやっぱり、血の繋がりがある親子だからこそ感じた気持ちなんだろうなと。だから、父親と再会したシーンでは、心の感情をどうやって見せていこうかと悩みました。

――役作りはどのようにされていったんですか？
周りの人たちに、「自分が抱いているお父さん像ってどんな感じ？」って聞きましたね。そうやって父親に対するイメージを膨らませていって、少しずつ心の感情を考えていきました。

心はこれまで、加害者家族だからと、いろんなことを我慢して生きてきましたが、運命に立ち向かっていくと決めてからは、心が本来持つ男らしさや情熱がどんどん見えてきます。そうやって変化していく様子も、演じていておもしろいですね。

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――今回、日曜劇場で初主演を務められますが、最初にオファーを受けたときはどう感じましたか？
このお話をいただいたのはだいぶ前になるんですが、空港のロビーにいるときにマネージャーさんから聞いたんです（笑）。すごく驚きましたけど、やっぱり嬉しかったですね。正直、主演ということで少しプレッシャーも感じています。でも、ドラマや映画はいろんな方に観て頂けて初めて完成すると思うので、とにかく今は、放送に向けて、キャスト、スタッフのみなさんと頑張ることだけを考えています。

――今、プレッシャーというお話もありましたが、クランクインの前日は寝付けなかったとか。
そうなんですよ（笑）。普段はすぐ爆睡できるのに、その日は全然眠れなくて、自分でもめずらしいなと思いました。もちろん、他の現場にクランクインする前日も緊張はするんですけど、こんなことは初めてでしたね。

――今はしっかりと眠れるようになりましたか？
今は撮影も始まっていますし、心身共に気持ちいい疲労感があるので、毎日気絶するように眠っています（笑）。

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――初主演ということも含めて、本作を経て成長できそうだと感じることは何ですか？
自分的にもこれまで演じたことのない役なので、苦悩して考えていくことになると思います。1話と最終話とでは、きっとお芝居も変わっているだろうし、全部出し切って、全て終えたあとに、自分がどう成長できたのか、というところに期待したいですね。全てのシーンを本番ギリギリまで考えて挑んでいるので、絶対に中途半端なものにはしたくないと思っています。

――もし、竹内さんがタイムスリップをするとしたら、過去と未来どちらに行きたいですか？
断然、未来ですね。自分が生きていないぐらい、先の未来に行きたいです。150年後とか（笑）。

――自分の未来を見たい、ではなく、さらにその先を？
そうです。自分の未来よりも、この先どんな新しい電気機器ができているんだろうとか、世界がどう発展していくのかっていうところを知りたいですね。

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――改めて、本作を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
タイムスリップする話ではあるんですが、心が背負ってきたものに初めて本気で向き合ったときに奇跡が起き、その奇跡に飲み込まれながら、必死で正解を見つけようともがく姿が一番の見どころだと思います。運命に振り回されながらも男らしく立ち向かう姿が泣けるのかもしれないし、笑えるのかもしれない。ミステリーとして楽しみながら、人間臭い表情をしている心を見守ってください。

僕もまだ全話の台本をもらっていないので、原作どおりのストーリーになるのか、それともドラマオリジナルの要素が入ってくるのかなど、僕自身も展開を楽しみにしています。そして、かわいい子供たちもたくさん出てきますので、僕と子供たちのシーンも楽しんでいただきたいです。タイムスリップという要素を忘れてしまうぐらいの、しっかりとしたストーリー性を持った作品なので、ぜひご覧ください。

――ありがとうございました！

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“俺の父親は、本当に殺人犯なのか？”

事件の謎を探る息子の前に、謎めいた村人たちが立ちはだかる。
事件の謎を解き、過去を変えて、笑顔に溢れた家族の未来を取り戻すことができるのか。31年の時を経て明かされる驚愕の真実とは！？
この「謎」に「涙」する！

日曜劇場『テセウスの船』は1月19日（日）放送スタート！ぜひチェックしてくださいね！




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ぜひ『テセウスの船』の原作マンガをチェックして、
ドラマをさらにお楽しみください！

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